トイレに閉じ込められたことありますか

 

こんばんは。

 

 

タイトルから見てわかる通りですが

今回も非常に誰得なブログになっております。

 

諸君、引き返すなら今だ…まだ間に合う…!!

このブログのくだらなさは本物だ…!!!!

(ディズニーのタワーオブテラーでハイタワー3世がエレベーター落下する前に忠告するやつ風)(伝わる人居たら凄い)

 

それでは忠告も終わりましたので本題に入ろうと思う。

 

皆様、トイレに閉じ込められたことはあるだろうか。

 

結果から言うと私はある。

ちなみに2回ある。

 

ぶっちゃけこんなことに運を使うなら宝くじ2等くらい当たって欲しい。

 

そして今から話すのは1回目の話。

[バイト先のトイレに閉じ込められる事件]だ。

 

私は近所のスーパーのお惣菜でバイトをしていたことがある。

 

これまた余談だが、

このバイトを始めた5日後、仕事を教えてくれていた先輩が何の忠告も無くオーストラリアまで留学に行ってしまった為、私はバイトを始めて1週間も経たずして華々しくソロデビューを果たした。

 

にしても、オーストラリア行くタイミング鬼かよ?せめて「留学行っちゃうんだよね」の一言くらい事前にくれない?前日まで一緒に仕事したじゃん?サイコパスなの?

 

街歩いてて突然フルマラソン走れ!!と言われるくらいにはハードな展開だった。

 

まぁそんな話はどうだっていいんだよ。じゃあするなよ。ごめんなさい。

 

とにかく、勤めていたスーパーのトイレの仕組みが、手を洗ってアルコールまでしないと扉が開かず、外に出れないというシステムだった。

衛生管理がえげつない。

どこも飲食系はそうなのかしら。

 

まぁ食べ物を扱う場所だしなぁ、と普通に利用していたのだが、ある日突然悲劇は起こる。

 

バイトから帰る前トイレに寄った私は

いつも通り、手を洗って、アルコールをしようとした。

 

……出ない。

アルコールが一滴も出ない。

 

目の前には固く閉ざされたトイレの扉。

 

 

 

 

oh!完全に閉じ込められた☆

 

全日本 冷や汗グランプリとかあったら確実に優勝してたくらいに冷や汗が止まらなかった。

 

そしてそんな私が閉じ込められてまず最初にした事。

屈伸。

 

は?と思ったそこのあなた。

私も同じことを思ってるので安心してくれ。

間違いなく生きていて1番意味の無い準備体操だった。

 

そんなこんなで1分ほど呆然と立ち尽くした私は死ぬほど単純なことに気付く。

「新しいアルコールに取り替えればいいのでは?」

 

トイレの中に常にストックが1本あったのだ。

 

私は壊さないように慎重に蛇口の下にあるアルコールのタンクの部分に手をかけて新しいものと取り替えようとした。

 

……入らん。

どう頑張っても入らん。

その道15年くらいのプロじゃないと取り替えられねぇのかこのアルコールは。と思いながら奮闘したがマジで入らない。

 

もうこうなると絶望である。

 

耳を澄ますと店内では閉店の音楽『蛍の光』が流れていた。もはや私の心も閉店である。さっさと本日の営業を終了したい。

 

もう恥を捨てて外に伝えるしかない。

そう決めた私はひたすら扉を叩きまくった。

 

2分ほど経って、諦めかけたその時。

「どうしたの?出れないの?!」という、パートさんらしきおばちゃんの声が扉の向こうから聞こえた。

全力で私が「はい!!!!」と叫ぶと

「大変!ちょっと待ってね!」と言ってくれたのだが、ただの神様の声に聞こえた。

 

 

あぁ、出れる。

帰れる。

布団で寝れる。

 

そう思ったら一気に力が抜けた。

実際閉じ込められていた時間は15分くらいだが、気持ち的には余裕で3時間くらい経っていた。

 

そのあと無事に扉は開き、トイレから出ることが出来たのだが、家に帰ってその話をした瞬間、全員から容赦ない爆笑を頂いた。

人の不幸を笑う大人にはなりたくない。

そう思いましたね。(22歳 / 会社員女性)

 

人間とは学ぶ生き物だ。

次からそのトイレに入るときは必ずアルコールを確認してから扉を閉めるようになったのだが、未だに1つ気になってることがある。

 

マジであのアルコールどうやって取替えんの?

 

(完)

※そしてこの1年後、私はまた違う場所でトイレに閉じ込められるのだが、需要があればまたいつかお話します。(結構です)