大好きな4人がZeppに立った話

 

タイトルを記入してなお、

現実だったのか夢だったのか、

今も3ミリくらい浮いてる気がするドラえもん状態の私だが、この日にブログを書かない理由がない。

ので書く。相変わらず思ったことをそのまま自由に書いていくのでただの1人のファンの感想として見ていただければ幸い。

 

では行きます。

 

彼らとの出会いは6年前。

もう6年前?小学生なら卒業してるなぁ(?)

などと心の中で思いながら階段を降りて辿り着いたZepp shinjukuの会場。

 

ああ、Zeppだ。

当たり前の感情だけど、ここに彼らが立つと思うと何だか不思議な気持ちがした。

柿落としSUPER BEAVERが立ったこのステージに

Snugsが立っちゃうんですか…はぁ……凄っ

え?ちょっと待って、

凄っ。

 

時間差でこの会場に立つことの凄さを身に沁みて感じた。

 

一緒に来てた友達と「まだかなぁ」と言いながら待ってる時間も楽しいのだが、会場に入ってからライブ始まるまでのこの時間が死ぬほど長く感じるの本当なに??ライブ本編より絶対長いだろ。5時間くらい経ってるだろ。と毎回思う。まぁそれはそれとして。

 

派手なライティングと共に流れる音楽!!!

キタキタキタ〜!!!!!!とこの会場が湧く瞬間で先程までの体感5時間の待ち時間はチャラになるわけです(バカ)

 

最初のテンション最高だったな!

Zeppの会場を完全に自分たちのものにする姿!

最高!!!最高しか言えなくてごめんなさいね!多分今回のブログで5兆回くらい言います!!!

最高だわ!!!!!!

チャレンジャーから始まって、まだ3曲目くらいなのにテンション上がってお客さん煽るのにマジになりすぎてステージから落ちそうになる杉田ゆういちろうが、本当に杉田ゆういちろうでした。最高。

 

何より「宜しくお願いしまーす!」

で出てきたのが "4人" であることに、

会場にいた全員が安心と嬉しさとなんとも言えない高揚感で満ち溢れまくったと思うんですね?!?!違う?!?!違ったらごめんなせぇ!!!!

本当に当たり前などございません。

4人とも今日朝起きてご飯食べてマイク持ってそこに居てくれてありがとう。感謝。

という気持ちで見守りながら次々と進む最高の音楽達。あー終わらないで。でも次の曲聴かせて。ただ絶っ対にこの時間終わらせるなよ。という意味不明なわがまま永遠ループが巻き起こる。それがライブ。ああ……しんどい………(幸せ)

 

あとこれだけは今回絶対に書きたかったんですけど

妄想ランデヴーという新曲が披露されましたが、

本当あの、小学生みたいなこと言うけどさ、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

え?エッチすぎない……???

橋場氏がソロで歌ってた時とは別の衝撃波が…

待ってよ待て待てちょっと落ち着けって(私が)

後ろでまだ未成年であろうダンサーさん達が踊ってたけど絶対刺激強すぎるって!!!!さっきまで元気に笑顔でジャンプしてたのに?!?!ぎこちないダンスで私の幸せはあなたの幸せを歌ってた人達どこですか?!もしかして幻覚…?!突然色気のボディブローですか?!私はまたここに墓を立てなければいけないのですか?!(過去のブログ参照)

 

個人的にですけど、本当に個人的にこの曲のMVP、

杉田ゆういちろうくんです。

オープニングでステージから落ちそうになってた男が吐息混じりに「ッエイ…ッエイ…」じゃないわよ……あなたの推しは多分軽く全員息の根止まったわよ……自覚しなさい……あの曲の君はエッチすぎます……これからも思う存分どうぞやっちゃってください()

 

杉田くんだけじゃないからな?!他の3人もだぞ?!他人事じゃないからな?!?!み〜んな自分から放たれる色気をしっかりと自覚しながら今後とも思う存分やってください宜しくお願いします(深めの土下座)

 

 

あとパズルのスライドショーの演出さぁ……ほんとやめなよ……やめなって……全力で褒め散らかすぞこの……ちくしょうッ……口悪くてごめん……

 

知ってます?人間って突然不意打ちで泣かせに来られると笑っちゃうんですよ。LOVEで既に結構ヤバかったのに、パズルのイントロ流れて昔の写真が写った瞬間、謎の笑いと共に「これは泣くwwwww」と声が出ました。ええ、それはしっかりと。声が出ました。無条件反射です。美味しそうなもの見ると唾液が出てしまうワンちゃんと一緒です。

 

1stワンマン、それ以前の写真がすんごい昔に感じました。6年という時間の長さを実感いたしました。

誰1人ピースが欠けずにここまで歩いてきた4人が歌うからこそ響く歌詞とメロディーで、ずっと歌い続けて欲しいなぁと心の底から思っちゃったな。

 

あとセトリ順無視しまくってるのでここで?!ってなったらすみませんけども、

 

With River……良すぎませんでした…?

 

ちょ、え…?イヤホン越しで聴くのとはもちろん別格で、この空間この時間永遠に続け!と本気で思っちゃった…なんっって素敵な曲を歌うんだろうか…としみじみ聴き入りました。

その曲が1番輝く瞬間、輝く日、みたいなのって思い入れとか熱量とかによって各曲それぞれあると思うのですが、完全にWithRiverに関しては今日だったかもなぁと…個人的に思いました…感動したなあ…

 

ハードラーもね、相変わらず、すんごい曲でした。

パワーがすごい。熱量がすごい。なんか、もう、すごい。全部の曲に言えるけどこの曲は生で聴いてこそ心の臓に響き渡ります。

 

ところで話変わるけど、

ライブになると表情筋無限大になる桑原さんが罪すぎる件をまじで1回全校生徒で話し合いたくて。(真顔) あんな色んな表情で歌われたらMCでどれだけ噛んでも記憶から自然に消されます。ただ今日最後のMCの突然の「コラ!」は一生忘れないかも知れない。ちょっと面白すぎちゃったわ。でもそれが桑原さん。え、でも仮に真面目すぎるMCで会場がしんみりなり過ぎずに終わらせるための計算だとしたら……??策士だ……

 

 

 

そして!ぎこちないラブソングが!最高でした!

いつのまにか本編ラストを飾る曲にまで育っていた感動ったらもう…!!一体感エグかったなあ!!

 

「最後の曲です!」で「えー?!」ってなったファンのみんなに対して「いや、結構、歌ったよ〜……ねぇ?!」って顔見合わせて同じこと言う橋場くん、せいいちくん、本当にそういうところ大好きです。クソ笑ったよ。だよね。めちゃくちゃ歌ったよね。知ってんだ。知ってんだけど早すぎるんだよな。時間経つのが。時間がいけない。悪いのは時間という概念。

1日24時間と決めた誰かに、今日だけ1日50時間にしてくんね?と手紙でも書こうとは思いましたが、そんな権力ございませんし終わりがあるから楽しいのです…何事も…はあ…とこれを書きながら私は電車で降りるべき駅を軽快に通り過ぎてました。何してんだよ。

 

何はともあれ、そんな感じでアンコールに突入。

なんと会場のど真ん中にアンプ持って現れた4人はアカペラで「はじまり」を歌い出すわけです。しかもそのあと流れてきた音源が最初の頃のやつ(多分)。はぁーーーーーーあ、もうお手上げ。お墓にin★  会場中を歩き回りながら歌ってくれた演出、本当にsnugsだなぁ…!と思いました。枯れ果てた語彙力に乾杯。

その後のstep by stepね、 とても泣けました。あれは泣いてしまいます。歌詞。もう全ては、歌詞です。KASHI DESU。罪な歌詞でした。あの歌詞が……!!!!!響かないわけないだろ…!!!!(大滝涙)

 

アンコール最後の一曲、

ファイナルアルティメットラスト曲は

「また会う日まで」

その名の通りという感じですが。

ライブの最後にふさわしい、しっかり締まる1曲。

また会う日まで頑張ろうと。今日という1日があったから明日からとりあえず、1日ずつまた頑張ろうと。純粋にそう思えるライブをいつもありがとう。

 

Never give upも、MOROも、Enjoyも、未完成ボーイも、ここに書いてない今日歌った全ての曲もれなく全て心に沁みたのです。ただ全ての曲について書くと私の指が終わるのと同時に朝日が昇ってきそうなので苦渋の決断でございます…。でも、こんなに色んなジャンルの曲を歌いこなすようになった4人、無敵過ぎない??これからどうなっちゃうの???五条悟とバトル出来るんじゃない??

 

コロナがなかったら2020年どうなってたんだろう、今頃何してたんだろう、過去を振り返って考えてしまうことは勿論あって、実際あの時は誰もがマイナスなことしか考えられなかったけど。いま、今日、この景色を見て、肌で感じて、4人が全員歌い続けることを選んでくれたことへの感謝と、リスペクトを、心の底から感じました。やっと、本当にやっと立てたzepp。積み重ねてきた6年間。絶対に無駄じゃなかった。何もかも今日という最高の日を迎えるための前振りだったのかもしれないと。勝手に思ったりしました。

 

まだまだsnugsが目指すゴールはもっとずっと先だと思うし、ゴールなんてものはもはや無いと思うけど、もっともっと行けるぞ!!!と思ったし、もっともっと行かなきゃダメだ!!!と思った。もっとこの4人の音楽に救われる人が世の中に沢山いるはずだから!!

前ほどライブにも顔を出せなくなってしまったけども、それでも、これからも気持ちは変わらず。ずっと応援し続けます。

 

渋谷の小さな箱から、

誰もが知るZeppという大きい箱まで

連れてきてくれて、ありがとうございました!!

過去最高に輝いてました!!

いつも言ってるけど今日も言う!!

出逢ってくれてありがとう!!

 

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また、会う日まで。

 

 

駅のホームで落とし物拾った話

 

これはTwitterに呟くには長くなってしまうし、かといって自分の中で消化しきれないと思ったので、

ここのブログで成仏させようと思う。

 

 

 

昨日私は最寄りの駅のホームを歩いていた。

目の前には同じくらいの歳の女性が歩いている。

ふと彼女はカバンから携帯を取り出した。

その拍子に何かが落ちたのである。

気付かずにそのまま歩いて行く彼女を私は咄嗟に「あの…!」と呼び止める。

落としたものを拾おうと視線を地面に移した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……蒟蒻畑

 

 

そこにあったのは紛れもなく蒟蒻畑だった。

そう、あの蒟蒻畑だ。

マンナンライフ蒟蒻畑だ。

 

私が呼び止めたことで目の前に立ち止まっていた彼女は蒟蒻畑を拾おうとする私を見てなんとも言えん顔をしている。そりゃそうだ。私があなたの立場でもそうなる。まだ携帯落として画面割れたくらいの方がダメージは浅いだろう。彼女は今メンタル迷子状態だろうし拾った私もだいぶメンタル迷子だよ。

 

知らん人間に駅のホームに落とした蒟蒻畑を拾われるのだ。そもそも駅のホームに蒟蒻畑を落とすこと自体人生で1度も経験しない人間の方が多いだろう。

なんなら私が呼び止め、落としたものを見た時点で、そのまま走り去って他人のふりして逃げることだって出来たはずだが、彼女は強かった。

 

「ありがとうございます」

 

そう言って私の元に歩み寄った彼女は笑顔で蒟蒻畑を受け取ってくれた。

彼女がもし逃げていたら、

私は完全にただ駅のホームで蒟蒻畑を片手にうろつく挙動不審なヤバい人間になるところだったが、そうなるのを防いでくれたのだ。

あんたは強い。強いよ。

私がアメリカ人なら多分無意識に固い握手を交わしていたが、さすがにそれは距離感バグり散らかしてるのでやめろと全力で日本人の理性が働いてくれて助かった。アイムジャパニーズ。

 

彼女の人生に幸あれ。あわよくば次カバン開けたら蒟蒻畑が2個になってるイリュージョンとか起きろ。

そう思いながら私はちょうど来た電車に揺られ、仕事に向かった。

 

 

 

元気かな、あの蒟蒻畑

 

 

純粋だったあの頃の話

 

先日友達とご飯に行ったら突然謎のカミングアウトを受けた。

 

「今まで言ってなかったけど……実は昔さ……サザンのTSUNAMIの歌い出しの『風に戸惑う』が『風にトマト』にしか聞こえなくてそういう歌詞だと思ってたんだよね」

 

 

いや、話の始め方的に、「今まで秘密にしてたけど実は話したいと思ってた結構大事な話」系のやつかと思って真面目に話聞こうとした私の1.5秒を返して欲しいのと、その妙に真剣なトーンやめてもらっていい???私は今全力で風じゃなくて君に戸惑ってるよ???と思ったしそのままそっくり本人に伝えたが、『いや!!本当に聴こえるから聴いてみ!!風にトマト!!!弱気な僕!!!』という怖いくらいのゴリ押しと強制的に耳にブッ刺されたイヤホンの圧に負け、聴いてみたら本当にちょっとそう聴こえたし、そんなわけないと思って2回目聴いた時にはもう完全に「風にトマト」にしか聞こえない耳になってた。これが洗脳と言うのか。恐ろしい世界だ。サザン…そして桑田さん…本当にごめんなさい……私の耳は狂っちまったみたいだ……

 

そんな話から「そういえば昔あんなこと信じてたな〜」みたいなことって思い返すと結構あった気がするなぁと思ったのでここに記します。

 

かつお節の原料は木のクズ

私は小さい頃めちゃくちゃ勝手に「かつお節は木をめちゃくちゃ薄く削って出来たもの」だと思っていた。幸いなことに、このやばい憶測をあえて大人に言ったことはなかったし、恥をかいたこともないのだが、かつお節=木のクズだと思っていた頃の記憶だけは何故か明確に覚えている。誰に聞かずとも「絶対にかつお節は木のクズだ!!!!」という根拠のない自信に満ち溢れていたあの頃の私。確実に1億%見た目でしか判断していない。

そんな私が「鰹」という魚の存在を知った時、自分の中で革命が起きた。

(もしかして……かつお節のかつおって…お前……なのか……??)

見事奇跡的に自力で大正解ルートに辿り着き、そこで全てを悟った私。結果的にかつお節=木のクズだと思っていた恥ずかしすぎる事実を誰にも知られることのないまま鰹という魚に出会い、誰にも知られないまま また1つ人間として成長することになった。ちなみにこの話を大人になってから親にしたらほうれん草のおひたしが食卓に出るたびに「木のクズかける?」と言われるようになった。静かにしてくれ。

 

バタコさんとジャムおじさん

関係は夫婦

マジでついこの前友人に言われて知ったんだがあの2人は夫婦じゃないらしい。嘘だろ。ぶっちゃけ言うとこの事実は未だに信じることができない。母いわく、私が人生で初めてハマったアニメはアンパンマン。3歳の頃にハマったとしてアンパンマン歴23年。なめるなよ。何百回観てきたと思ってる。まぁ確かに改めて見ると若干の歳の差カップル感はあるが今時そんなの全くおかしくないだろ。夫婦じゃないなら1000000歩譲って親子だ。バタコさんがめちゃくちゃ大人びてるのかジャムおじさんがめちゃくちゃ童顔なのか知らんが親子だ。親子であるなら理解してやる。どうなんだ公式。答えを教えろ。

 

 

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……………む、無関係…………………??????

そんな………待ってくれ…………もしかしてあのパン工場の中の人間関係めちゃくちゃ複雑………??あんなかわいい作画しといて…………??もしそうなると『愛と勇気だけが友達さ』の歌詞の重みが2トンくらい変わってくるが……?しかも『非常に家族に近い関係でしょうか』………??『でしょうか』だと……??おいおいおい、公式さんよ…疑問を疑問で返すのはよせ!!!!!今はこっちが質問する番だ!!!!!!あんたらがそんなビビる程フワッフワッな答えしか出来ないんじゃ一体誰が本当の答えを知ってるってんだ!!!!教えてくれ!!!!あのパン工場の人間関係は国家機密情報か?!?!?!知った瞬間◯されるんか?!?!?!気になり過ぎて夜も寝れないわ!!!!!!誰かぁ!!!!!!!!!!誰か私にヤクルト1000を!!!!!!!!!!

 

 

プチトマトは舐めてると

いつか無くなる

 

そんなわけあらず。

幼き頃、トマトが本当に嫌い過ぎて自分の中で勝手に作り上げた都市伝説。結果的に息を止め何も考えず無心で噛んで飲み込む日々。もはや修行。ちなみにこの際なので改めて言うがトマト嫌い人間に対して「ケチャップもトマトじゃん!」というセリフは1番の禁句。禁句過ぎて引く。全っっっっっっく違うから。りんご指差してバナナだ!って言ってるくらい違うから。宜しく。

 

 

◯サンタさん

居て欲しかった。

 

 

 

 

(完)

 

今の世界へ

 

コロナ、戦争、大地震

自分が生きている中で起きるとは思っていなかったことが、次々に起きている。

漫画や歴史の教科書や映画の中だけの話だと思っていた。その世界に自分が飛び込むことになるとは。

 

その中でも戦争に関しては毎朝ニュースで映像を見ることしかできないが、これが本当に今この瞬間同じ地球上で起こっているのか…?と、正直実感することすら出来ない。出来ないというより、したくないのかも知れない。しかし受け入れなければならない。世界は残酷だ。

 

ここで突然だが、

進撃の巨人」という作品はご存じだろうか。

あの作品、最初は「人類vs巨人」というとても非現実的な設定で「人類が巨人を駆逐するまでの話だ」

と誰もが思っていたはず。

しかし物語が進むごとにこの作品自体の年表が作れるくらいとても複雑で作り込まれた話だと思い知らされた。

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この超大型巨人がラスボスだと思っていた頃の自分、マジで本当に視野が狭い。前しか見てねぇ。ビンタしたい。もしまだ途中までしかこの作品を観ておらず、同じことを思っている方がいたら是非その先を読み進めてほしい。その先にこそこの作品の全ての真意が詰まっている。

なんで突然「進撃の巨人」??情緒無事??と思われても仕方ないのだが、まぁちょっと落ち着いてくれん???今から話すから落ち着いてくれん????

 

結論から言うとこの作品、

今の世界にめちゃくちゃ見せたい作品だと思ったのだ。

 

先程も言った通り、最初この作品は紛れもなく、

「人類vs巨人」の話だった。

それが途中から一線を越え、

「人類vs人類」の話になってしまうのだ。

まさに今起きている戦争、そのものだ。

 

全ての人は「何か」を懸けて戦っていて、

それが自分の家族だろうと、故郷だろうと、地位や名誉だろうと、その想いがぶつかる限り争いはなくならない。憎しみからは憎しみしか生まれない。

『でも、虐殺はダメだ…!!!!肯定していい理由があってたまるか!!!!!』というセリフが作中にある。本当にそうだ。そうなのだ。いかなる理由であれ、罪のない人を無差別に殺す行為を肯定していい理由などあってはいけないと、私は思う。

 

『もう戦いたくない。もう誰とも争いたくない。』

そんな描写もこの作品には沢山出てくる。

実際そういう人だってあの戦場には沢山居るはずなのだ。私達はメディアを通して断片的な映像しか見ることが出来ないが、きっと、絶対に居るはずだ。

 

とにかくこの物語全体が、今の世界に対するメッセージ性しかなくて心が震える。

今ちょうどアニメのファイナルシーズンが放映中なのだが、昨日の深夜にそれを観ながら胸が苦しくなってしまった。

お時間ある方は是非見てほしい。

決して短い作品ではないが、世界が今この状況だからこそ、本当に色々と考えさせられる作品だ。 

Twitterで呟こうにも140文字で収まる気がしなかったのでブログにしてみた。

 

1日でも早く平和な世界が訪れますように。

新年明けまして2ヶ月経ってた

 

2021年に対して感謝の言葉もままならないまま年が明け、2022年、気付けば1月がもう2月にバトンタッチしていた。こんなに静かなバトンパスがこの世に存在するのかよ知らなかった。

おかげさまで2月1日、朝起きて「今日で1月終わりか〜」と言ってしまった私は我が家のリビングを震撼させた。因みにこれが後に3日ほど我が家で語り継がれた『時をかける少女事件』である。

「今日からもう2月だけど…?」と冷静に母親から言われた時、私は3秒止まった挙句「やるじゃん」と答えた。やるじゃんって何。

 

何はともあれ私は一つ言いたい。

ブログに書くことが!!!!!!

ありません!!!!!!!!

 

という訳でここ最近身の回りで起きたユニークな出来事を強制的に記憶をほじくり返しながら振り返っていきます。需要なんて今更気にしませんそれではいきまーす!!!!!!!ご覧ください。こちらが勢いで全ての不条理を乗り越えようとする人です。

 

1. 25歳児、お絵描きにハマる。

1年前何となくあったら便利じゃない?と買ってみたもののまともに使われず机の上のオブジェになっていたiPad。流石にこのまま鉄の塊にしておくのは勿体無いとノリと勢いでお絵描きアプリをダウンロードしたところ爆ハマり。誰にも迷惑をかけず、お金もかからず(無課金)、楽しく時間が潰せて、可能性は無限大。それがお絵描き。お絵描きなめんな。

最初こそ使い方がよく分からず混乱していたものの、使いこなせるようになると無心で3時間くらい筆を握り続けてるので普通にやばい。こいつは廃人製造機。そして完全に自粛期間の友。大親友。マブダチ。卍 我等友情永遠破滅 卍 

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意味のないチョコプラ置いておきます。

 

 

 

2. 2年ぶりにディズニーへ行く

以前2人して落とし物ぶっかました友達ともう1人同級生を加えた3人でずっと行けていなかったディズニーに行ってきた。

参照: https://yrk-sg.hatenablog.com/entry/2019/05/23/235400

 

入園前に誓った目標はただ一つ。

『落とし物をしない』

 

いいですか!?!?これを見てバカみたいな目標だと思ったそこのあなた!!!???なめないで下さいね!!!!!大正解です!!!!!

 

今のディズニー人数制限もあって「本当に空いてる」「マジで並ばない」など数々の声を聞いていたが、されどディズニー。コロナも落ち着いてきたタイミングだったので多少の混みは予想していたが本当に死ぬほど空いてた。ビビった。ビビり過ぎて「ここ日本であってる??」という意味不明な疑問を友達とぶつけ合う始末。あと初めて足を踏み入れた美女と野獣エリアの世界観天才的過ぎて拝んだ。

お城の下の川に何これお賽銭?レベルで小銭めちゃくちゃ落ちてたけど日本人の "観光地の池的なところにとりあえず小銭投げ入れる風習" 何なんですかね。一生の謎。しかし今回はみんなが参拝したくなっちゃう気持ちわかった。あれは小銭投げ入れちゃうわ。私はしなかったけど。さすがに参拝は寺か神社でやらせて貰うわ。

 

3. 91歳祖父、

  グランドゴルフで優勝する。

以前ブログ(※)にも書いた元気過ぎる91歳でおなじみ、私の祖父だが、この度地域のグランドゴルフで優勝したとの一報が入った。何してんの。すっっっご。最強の91歳現る。グランドゴルフを週4で通っていたのは聞いてたけど優勝まで狙ってたのは聞いてないぞ。後日その時の記念写真を見せて貰ったのだが、写真のど真ん中でどう見ても1番の長老が杖を片手にサングラスしてピースするイカした姿があまりにもファンキーだぜ、おじいちゃん。本当に自分も同じ血が流れてんのか疑問だぜ、おじいちゃん。

彼の今後は是非これからも追及していきたい。

続報を待て。

 

※以前のブログ

https://yrk-sg.hatenablog.com/entry/2020/12/15/005947

 

 

4. 家の前に謎の紙袋置き去り事件

これはマジでそのまんまの話なのだが、

新年早々、家の前に謎の紙袋が置かれていた。

最近物騒な事件が多いこともあり、我が家は恐怖に包まれた。なんだこれは。中身は何だ。勇気ある、というよりは常に何も考えてない私の姉がガサっと中に手を入れてみるといかにも怪しげな黒い袋が一つ出てきた。何だよこのマトリョシカ方式は……普通の袋ならまだしも黒い袋ってなに……突然だるまさんが転んだとか始まらない?大丈夫?とイカゲームの影響受け過ぎおばさんが脳内をよぎった所で、柑橘系のいい香りが一瞬したのが分かった。恐る恐る黒い袋を開けると中に入っていたのは柚子13個。そう、ただのゆず。YUZU。柚子。ユズ。

こんな紛らわしいことしたのは何処のどいつだ????と話していると近所の幼馴染から「ドアの前に家で採れた柚子置いとくわ〜あげる〜ことよろ〜」というボイスメッセージかと思うくらいこちらの声を一切聞く気のない一方的過ぎる電話があり、事件は即解決に至ったのだが、13個もの柚子の使い道だけはマジで未解決。とりあえずその週は柚子湯ウィークになった。めでたしめでたし。

 

 

 

さて、とりあえず最近起きたユニークな出来事をぎゅぎゅっと濃縮果汁120%でお届けしました。

 

改めましてあけましておめでとうございます!!!今年も宜しくお願い致します!!!!!!!

今日もみんな息してて偉いぞ!!!!!!

強く生きよう2022!!!!!!

以上!!!!!解散!!!!!アザシタッ!!!!!!

イカゲームはイカを釣るゲームじゃなかった

 

 

 

観たい映画がある時は、わざわざレンタルショップまで足を運び、作品を探し、新作・準新作になってるとちょっと高いなぁ………と若干渋りつつもレンタルし、限られた期間の中で視聴し、返却しにまた店に行く。

そんな時代はもう終わりつつある。

 

世の中まだまだコロナ禍ではあるが、

私はこの時代に生まれて幸せだと思う。

 

外に一歩も出ることなく、自宅で好きな作品が好きな時に好きなだけ観れるのだ。なんだよこのダメ人間量産システムは。最高か。

 

長い長い自粛期間中も、このようなコンテンツがあったことにより日々を退屈せず過ごすことができた。感謝の嵐。「こういうシステムを作ってみようぜ!」と最初に言い出した人の名前はとりあえず義務教育で習わせるべき。どう考えても偉人過ぎる。天下取れる。

 

さて、色んなサブスクがある中で私が利用しているのは、NetflixAmazon prime。基本この2つなのだが、最近観た作品で個人的におもしろかったものを記録に残そうと思う。

 

1.イカゲーム

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知っている人も多いであろう、最近話題のこの作品。基本的に私は、ランキングの1位になっていたり、世間で話題になっている作品をあまり観たがらない捻くれ天邪鬼野郎なので、巷で話題になり始めた瞬間に私はこの作品を意地でも観るもんかと思っていた。

そんなある日のこと、本っっっ当に何もすることがなく、マジで寝るか食べるかの2択しか無い暇の最終形態みたいな日があった。軽い気持ちでNetflixを開くと1位にはイカゲーム。またこれ1位かよ。そもそもなんだよイカゲームって。荒れ狂った海でイカをどれだけ釣れるか競うみたいなくだらない話だったら2秒で観るのやめるぞ?!?!いいか?!?!イカだけにね!!!!!!と銀河一しょうもないことを抜かしながら足を組んで1話を観てやった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハマった。

なんだこれおもしろ。とりあえず組んでた足を引っ叩き正座した。度重なる偏見すみませんでした。

え、なんか、、ちょっと、、あれ?気付いたら2話始まってる……………あれ?気付いたらもう最終話……??夜中の2時……??ちょ、困ります!お客さまー!!お客さまーーーー!!!!!みたいなテンションで1日で最終話まで見終わった。

ネタバレはしたくないので深い話は避けるけど強いていくつか言わせてもらうなら、

・グロいの苦手な人は見ちゃダメ、ゼッタイ

・主人公が大泉洋

・4話で出てくる女の子が可愛い

・あぁ………おじいさん………

・おじいさん?!?!?!?!?!

・荒れ狂った海でイカは釣らない

 

2.CLICK BAIT

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つづいてはこちらの作品。クリックベイト。

この作品はNetflixから「お前との相性良さそうやで」と勧められて見始めたんだがマジで相性よかった。マッチングアプリだったら完全に結婚してる。めちゃくちゃおもろかった。

サスペンスとかミステリーは元々好きなんだけど、

個人的に、小説とかでも、最後の最後に今までの話は何だったんだよコノヤロウくらいの大どんでん返しがある作品がめちゃくちゃ好き過ぎてもはや愛してるんですけどこれは本当にそういう作品。

観ながら勝手に立ててた憶測とか予想を最終話で全部ぶん殴られて脳みそ無くなったひと手上げて〜!って言われたら両手両足上げるよ私は。完全敗北。

 

9話で終わる丁度いいボリューム感も素晴らしい。マジで丁度いい。柿の種のピーナッツと柿の種の割合くらい丁度いい。私は1.5日くらいで観た。

 

Netflixでしか見れないのがほんと悔やまれるところだけど、ネタバレは避けたいので気になる人は是非。

 

3.ODD TAXI

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お次はアニメ。オッドタクシー。

これはアマプラで観れる。

この作品、ビジュアルを見ただけだと動物が沢山出てきて可愛らしいポップなアニメです感めちゃくちゃ装ってるけどゴリゴリのサスペンス劇場開幕するから一瞬心が無になる。出てくるキャラ全てのクセが強過ぎて千鳥のノブでもツッコミ放棄するレベル。この作品も最終話まで見ないと話の全貌がまるで謎なのが面白い。中身がめちゃくちゃ濃いのにこれはアニメだからなんと1話が30分。30分だよ。1時間の半分。30分なんて体感3分なので余裕で全話1日で観れるのでオススメでしかない。時間のコスパ良過ぎ天才。

 

次で最後にするから許して。

4.ヒナまつり

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3作品も長々と語ってきて最後の最後に突然ギャグアニメ召喚する人なんて居るんですか?どうも私です

 

これはもうギャグ。どう捻ってもギャグでしかない。社会に疲れた何も考えたくない大人は黙って観ろ。世界は平和になるし小鳥はさえずり青空には虹がかかる。(笑いの好みは人それぞれなのでもしかしたらそんなに刺さらない人も居るかもしれないということを見越して)保証はしない。

ただの笑いだけじゃなく突然急にめちゃくちゃほっこりする回をぶち込んできたりするので本当に有能、良い薬です。(太田胃酸)

 

 

 

 

最後に全然関係ないけどこの前スーパー行ったら、秋限定で売られる伝説のお菓子おさつチップスが売ってて息をするように3袋買って食べたら美味過ぎて膝から崩れ落ちて膝の皿が割れた。

もう秋だし、ハロウィン終わればクリスマスだし、クリスマス終われば大晦日。良いお年を。

夏が、来てしまった。

 

 

 

夏だ。

 

今年も夏が来てしまった。

 

四季があるというのは素晴らしいことだと思う。

 

夏祭り、花火大会、その他諸々、夏の行事の雰囲気はめちゃくちゃに好きなのだが、強烈な日差しと湿気のダブルコンボで−2兆点である。

 

そして朝っぱらから元気に鳴くセミ達。

 

 

セミの鳴き声を聞くとどんだけ嫌でも感じてしまうこの「夏」という季節。ただでさえ暑いのにこの鳴き声を聞くと体感温度3℃くらい上がる気がする。1週間という短い命を全力で生きたいセミの気持ちはお察しするが冷静にもうちょいボリューム落とせるかな???と交渉しに行きたいし、ひっくり返ってるからもう既に命尽きているのかと油断して近づいた瞬間突然羽ばたくセミにより人生で5回は死にかけている。一瞬の同情を返してほしい。めちゃくちゃ元気やないか。

 

話がセミで終わりそうなところだが、

私が話したいのはこんなことじゃねえんだ。

 

夏になると毎年私が必ずと言っていいほど思い出す話があるので、今日はそれを一方的に話したいと思う。

 

時代は遡り、中学時代。

 

私の通う中学はお世辞にも治安が良いとは言えなかった。むしろ最高に悪い。

 

例えばというと、授業中に突然防災ベルが鳴り響いたと思えば廊下で生活指導の先生とヤンキーが鬼ごっこしていたり(先生は純粋に捕まえたいだけ)

放送室にヤンキーが1日立て篭もるという最高に意味のわからねぇ事件が起きたりもした。今思い返すとなんかもう一周回って笑えてくる。

 

そんな中学での出来事だ。

これから話す内容も、

良い子は絶対に真似しないで頂きたい。

 

それは夏休み前、猛暑の日の出来事。

私は謎にヤンキー達に慕われていた。

以前同窓会の時に「〇〇(私)が全ての黒幕なんじゃ……?」という話が職員室で出たことがあると担任からカミングアウトされた時は手を叩いて笑ったが、仮に私が全ての黒幕だったとしたら放送室ジャックなんてダサい発想は命を懸けてもしないので安心しろ。話を戻す。

 

そう、めちゃくちゃあの日は暑かった。

突然同級生のヤンキーに廊下で声をかけられた。

ヤ「ねえねえ!」

私「なに?」

ヤ「目玉焼きと卵焼きどっちが好き?!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだこの質問。怖すぎる。

真夏の廊下で突然こんな質問をされ、恐怖に震えた私は適当に「目玉焼き」と答えるとヤンキーは満足気に「なるほど♪」と去っていった。

そして1日の終わり、帰りの会の時間。

(一体あんな質問して何なんだ。適当に答えたけどぶっちゃけ目玉焼きよりも卵焼きの方が好きだわ)などと色々考えていると、最後は担任の話になった。

 

担任「えー、今日△△先生の車のボンネットに生卵が落とされてました。何か知ってる人が居たら…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アイツじゃん」

 

理解するのは秒だった。もはや瞬だった。

ちなみに被害者の△△先生というのはどの学校にも1人はいるであろう前世で一体何したんだってくらい全生徒から嫌われている先生だった。しかし相手がそんな先生であれ、アイツは一体何をしてる。

ともあれ「目玉焼き」と答えてしまった建前、

謎の罪悪感に包まれた私はすぐに先生には言えず、

部活終わりに偶然そのヤンキーに会ったので少し呼び出し、あの質問の真意を問いただした。

 

ヤ「あー!今日めちゃくちゃ暑かったから車のボンネット火傷するくらい熱くて!なんか作れるかな〜と思ってアンケート取ってたんだけど結局目玉焼き焼けなかったわ〜」

わたしは「やっぱりお前かい」と心の中で言いながらひたすら頷くことしか出来なかったが、最後に「これから料理する時はフライパン使おうね」とだけ伝えた。何この時間。

 

次の日、学校でこの件を担任に伝えようとしたが、その時にはもう既に例のヤンキーは先生にお説教されていた。どうやら現場を誰かに見られていたらしい。私はなんとも言えない気持ちになった。なんの目的かも知らず「目玉焼き」と答えただけでまさかこんなことになるとは思ってもなかった。というか思うはずがない。どんだけ想像力豊かでも無理だろ。

そんでもって卵焼きと答えたら卵焼きを作るつもりだったのか彼は。正真正銘のアホじゃないか。

まぁそんな彼も今はちゃんと職人になって子供もいて社会人を全うしているのだから、人間何が起きるか分からないものである。

 

以上が私の夏の思い出話。

もっと良い話あっただろとは自分でも思うが、私は何故かこの話を毎年ふんわり思い出すのだ。

 

とりあえず、言いたいことはただ一つ。

早く冬になりますように。